6歳と3歳の姉妹を連れて上海に4回行きましたが、一番感動した場所は上海ディズニーではありませんでした。
上海野生動物園です。本来は台風で日程が前倒しになった代わりに行った場所だったのですが、結果的にこの旅で最高の1日になりました。正直、ディズニーより先にここを知りたかったと思っています。
サファリバスにたった3組。ガラガラのパンダ舎。そして本物の虎を見ながら食事できるレストラン。ここだけで1日遊べます。

この記事でわかること
- 上海ディズニーと比べて、子連れにはどちらが向いているか
- 紙の地図がない。QRコードの園内マップの使い方
- サファリバスは3種類。どれを選ぶべきか
- 本物の虎を見ながら食事できる「老虎餐厅」
- 日本にパンダがいない今、ガラガラで子パンダまで見られる話
- 園内カートを次回は絶対に使う理由
- 行くならどのホテルに泊まるべきか、何月がいいか
上海ディズニーと迷っている方へ
先に結論を書きます。未就学児連れなら、動物園を1日入れる価値は十分あります。
我が家は上海ディズニーにも2回行っています。その両方を体験したうえでの比較がこちらです。
| 上海ディズニー | 上海野生動物園 | |
|---|---|---|
| 混雑 | アトラクションは空いているが、人気キャラのグリーティングは420分待ち | 平日午前でサファリバスに3組だけ |
| 園内の食事 | 正直おすすめできない | 虎を見ながら食べられて味も良い |
| 子どもの反応 | 大喜び | 大喜び(動物図鑑の実物) |
| 再訪したいか | 2回で満足 | また行くために上海へ行きたい |
ディズニーが悪いわけではありません。ただ、日本でも体験できるディズニーに対して、この動物園は日本では絶対にできない体験ができます。サファリバスでライオンやクマに近づき、ホワイトタイガーを間近で見て、レストランで虎を眺めながら食事する。
上海が2回目以降の方、あるいはディズニーに1日しか使えない方は、もう1日を動物園に充てることを強くおすすめします。
上海野生動物園の基本情報
| 訪問時期 | 2026年6月(平日の午前中) |
| 子どもの年齢 | 6歳・3歳 |
| アクセス | メリア上海パークサイドからタクシーで約20分 |
| 格付け | 中国政府認定 A5ランク(最高評価)の景勝地 |
| 滞在時間 | 午前中〜13時30分。それでも回りきれず |
| 気温 | 30度近く。そのぶん空いていた |
都心部からは少し距離があります。これから行く方は、上海ディズニー周辺か浦東空港周辺のホテルに泊まると移動が楽です。我が家はディズニー近くのメリア上海パークサイドからタクシーで20分でした。
紙の地図はありません。QRコードで園内マップを見ます
入園してまず戸惑ったのがこれです。
日本の動物園なら入口で紙のマップをもらえますが、ここには紙の地図がありません。探し回った末に、名刺サイズのカードを見つけました。その裏にQRコードがあります。

これをWeChatで読み込むと、スマホに園内マップが表示されます。しかも現在地から目的地までのルート案内までしてくれる。中国のデジタル化はやはりすごいです。
正直に書くと、我が家はこの存在に気づくのが遅れて、サファリバス乗り場まで普通に迷いました(笑)。人に聞きながら歩く羽目になったので、入園したらまずカードを探してQRを読み込んでください。これだけで1時間は変わります。
WeChatの設定は日本にいるうちに済ませておいてください。現地でアカウントを作ろうとすると通信環境の問題で詰みます。
入園直後、フラミンゴの数に圧倒されます
入口を入ってすぐ、いきなり度肝を抜かれました。

「えっ!?」と声が出るほどの数のフラミンゴ。しかもこれが横に3つくらい広がっています。こんなにたくさんのフラミンゴを見たのは人生で初めてでした。
鳥たちは鎖やロープでつながれておらず、自然に近い環境で生活しています。入園して数分でこれなので、その後への期待が一気に高まります。
サファリバスは3種類。有料バスを選びました
この動物園の目玉がサファリバスです。選択肢は3つあります。
| 種類 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 無料バス | 0元 | チケットに含まれる |
| 有料バス | 100元 | 係員が動物に餌をあげてくれる。動物が近づいてくる |
| VIPサファリカー | — | 少人数で回れる |
我が家は真ん中の有料バス(100元)を選びました。これが大正解でした。

理由は係員さんが動物に餌をあげてくれること。そのおかげで動物がバスのすぐ近くまで寄ってきます。無料バスだと遠くから眺めるだけになる場面が多いはずなので、100元(約2,400円)の価値は十分あります。
混雑すると聞いて急いで向かったのですが、この日はなんと3組しか乗っていませんでした。平日の午前中、しかも30度近い暑さだったおかげです。
最初は平和ゾーンから
鉄格子付きのバスに乗り込んで出発します。最初はキリンやサイ、クジャクなど穏やかな動物たちのエリアです。

この時点ですでに子どもたちのテンションは上がっています。ただ、格子越しなので写真は少し撮りにくいです。
猛獣エリアは二重ゲート
危険動物エリアに入るときは二重ゲート方式になります。映画みたいで、大人のほうがドキドキしました。
最初に登場したのはライオン。ただ、暑さのせいか全員やる気ゼロでした(笑)。係員さんが生肉を投げても取りに行かず、だらだらしています。

クマがバスに登ってきました
この日一番驚いたのがクマです。
バスが入る前から待ち構えていて、餌をもらうために近寄ってきます。そして気づいたら反対側の窓からクマがバスによじ登っていました。

餌をもらうと、満足そうに降りていきました。クマって意外と賢いんですね。バスの位置と餌のタイミングを完全に理解しています。
ホワイトタイガーを間近で
そして登場したのがホワイトタイガーです。

真っ白な毛並みが本当に美しくて、思わず見入ってしまいました。ホワイトタイガーは劣性遺伝によって生まれるため非常に珍しく、現在では野生個体は存在しないとも言われています。
そんな貴重な動物をこんな近くで見られる。親も子どもも大興奮でした。普通のトラもかっこよかったです。

パンダがガラガラで、子パンダまで見られます
サファリのあとはパンダエリアへ。ここは日本の親御さんにこそ知ってほしい場所です。
今の日本にはパンダが1頭もいません。だからこそ、子どもたちに見せたかったんです。
日本だと大行列になることもありますが、ここはガラッガラでした。誰にも急かされず、じっくり観察できます。
しかも子どもパンダまでいました。手前の小さいのが子パンダです。

白い部分が少し汚れているのも、なんだかリアルで愛嬌がありました(笑)。屋外エリアにもパンダがいます。

日本でパンダを見るために何時間も並んだ経験がある方なら、この贅沢さが分かってもらえると思います。
【最大の衝撃】本物の虎を見ながら食事できる「老虎餐厅」
ここがこの記事で一番お伝えしたい場所です。
園内には飲食店が16店舗もあるのですが、我が家が向かったのは老虎餐厅(タイガーレストラン)でした。

お店の前には大きな虎がお出迎え。「おぉー!」と思いましたが、こちらはもちろん作り物です(笑)。「まさかレストランに本物の虎なんていないよね」と思いながら店内へ。
本当に虎がいました
中に入った瞬間、思わず声が出ました。
え?本当にいる。

レストランの中庭に、本物の虎がいるんです。しかも思っていたよりずっと近い。子どもたちも私も、完全にテンションMAXでした。
こんなレストランは人生で初めてです。
餌やりタイムの迫力がすごい
食事をしていると、吊り下げられた生肉が登場しました。餌やりタイムのようです。
しばらく誰も気に留めていなかったのですが、突然1頭の虎が動きました。木によじ登って肉を取っていきます。


テレビや動画では見たことがありましたが、目の前で見ると迫力がまったく違います。まさに野生の力。子どもたちも釘付けでした。
正直、このレストランだけでも来る価値があると思います。
値段は高め。でもディズニーより美味しい
メニューを見てまず思ったのは「結構高いな」でした。中国の一般的な飲食店と比べると、かなり観光地価格です。

ただ、虎を見ながら食事できることを考えれば、エンターテインメント代込みです。我が家が頼んだのはこの3品でした。



- お子様ランチ(お土産つき)
- 熊の手形ごはんとお肉のランチ
- 小豆かき氷
どれも見た目が可愛くて、子どもたちも大喜び。そして味は上海ディズニーの園内より、よっぽど美味しかったです。
最初は食べたらすぐ移動するつもりだったのですが、結局かなり長居しました。だって、虎が気になるんです(笑)。食べながら何度も窓の外を見てしまう。普通のレストランでは絶対に味わえない体験でした。
珍しい動物が次々に出てきます
サファリバスだけでなく、歩いて回るエリアも充実しています。
孫悟空のモデル「キンシコウ」
今回どうしても見たかった動物のひとつです。孫悟空のモデルとも言われる、中国を代表する珍しい霊長類。

少し遠かったので顔まではっきりとは見えませんでしたが、確かに可愛い。日本ではなかなか見られない動物なので、貴重な体験でした。
サル、クマ、ワニ、オウム
ものすごい貫禄のあるサルがいたり、お尻が特徴的なサルがいたり。見ていて飽きません。


クマがプールで泳いでいたり、ワニがいたり、綺麗なオウムがいたり。子どもたちが動物図鑑でしか見たことのない生き物を、目の前で見られる。これがこの動物園の一番の価値だと思います。



シマウマへの餌やりもできます
歩いて回るエリアでは、シマウマに餌をあげることもできました。子どもが自分の手で動物に触れられる体験は、記憶に残ります。

遊園地と恐竜まであります
さらに驚いたのが、園内に遊園地エリアまであること。もはや動物園というより、テーマパークです。
恐竜の展示もかなり本格的で、まだ恐竜が実在すると思っている次女は大慌てでした(笑)。「怖いー!」と言いながら、しっかり見ています。
動物を見て、遊園地で遊んで、恐竜に驚く。これで1日が足りないのも納得です。
次回は絶対に園内カートを使います
今回歩いて回って、心から思ったことがあります。

とにかく敷地が広いです。小さいお子さん連れなら、園内カートを使ったほうが確実に楽です。子どもたちも「乗りたい」と言っていました。
今回は使い方が分からず歩いてしまいましたが、次回は迷わず利用します。体力を温存できれば、もっと多くのエリアを回れたはずです。
動物アイスで休憩
暑い日だったので、売店でアイスを買いました。これがまた可愛いんです。

アリクイのアイスはメロン味、カピバラはチョコ味。見た目だけでなく味もなかなか美味しくて、子どもたちも生き返っていました(笑)。
2つで35元(約840円)でした。動物園価格ではありますが、暑い日の休憩としては十分に価値があります。
行く前に知っておきたいこと
① 入園したらすぐQRマップを読み込む
紙の地図はありません。名刺サイズのカードを探して、WeChatでQRを読み込んでください。これを知らないと園内で迷います。実際に我が家はサファリバス乗り場まで迷いました。
② 夏は暑い。次に行くなら冬
6月で30度近くありました。園内は広く、日陰も限られます。空いているという利点はありますが、小さい子連れにはかなりこたえます。我が家が次に行くなら冬を選びます。
③ 都心部からは距離がある
外灘や南京東路のホテルからだと移動に時間がかかります。ディズニー周辺か浦東空港周辺のホテルに泊まる日程に組み込むのが効率的です。
④ 半日では足りません
我が家は午前中から13時30分までいましたが、まったく回りきれませんでした。飲食店が16店舗、遊園地、恐竜展示まである施設です。1日確保してください。
チケットは事前購入がおすすめ
チケットは旅行予約サイトで事前に買っておくと、当日窓口で並ばずに済みます。
子連れだと、到着してすぐ入園できるかどうかで最初の30分が変わります。暑い日に窓口の列に並ぶのは避けたいところです。
サファリバスの有料バス(100元)は現地で追加できます。これは必ず乗ってください。係員さんが餌をあげてくれるので、動物との距離がまったく違います。(無料バスでも十分楽しめると思います)
上海野生動物園のよくある質問
上海野生動物園は子連れでも楽しめますか?
楽しめます。我が家は6歳と3歳を連れて行きました。サファリバスで動物に近づけるほか、遊園地エリアや恐竜展示もあり、飽きることがありません。ただし敷地が非常に広いため、小さいお子さん連れなら園内カートの利用をおすすめします。
サファリバスはどれを選ぶべきですか?
有料バス(100元)がおすすめです。係員さんが動物に餌をあげてくれるため、動物がバスのすぐ近くまで寄ってきます。クマがバスによじ登ってくる場面も見られました。無料バスもあるので両方乗ってみると良いかと思います。
本当に虎を見ながら食事できるレストランがあるんですか?
あります。「老虎餐厅(タイガーレストラン)」の中庭に本物の虎がいて、席から見ながら食事できます。餌やりタイムには虎が木に登って肉を取る場面も見られました。値段は観光地価格ですが、上海ディズニーの園内レストランより美味しかったです。チーターレストランもあるそうです!
園内の地図はどこでもらえますか?
紙の地図はありません。園内にある名刺サイズのカードの裏にQRコードがあり、WeChatで読み込むとスマホに園内マップが表示されます。現在地から目的地までのルート案内までしてくれるので、入園したらまず読み込んでください。
上海ディズニーと上海野生動物園、どちらがおすすめですか?
上海が初めてならディズニーも外せませんが、未就学児連れなら動物園に1日充てる価値は十分あります。ディズニーは日本でも体験できますが、サファリバスで猛獣に近づいたり、虎を見ながら食事したりは日本ではできません。我が家は動物園のほうが再訪したいと感じました。
何月に行くのがおすすめですか?
暑さを避けられる時期がおすすめです。我が家は6月に行き気温は30度近くありました。そのおかげで園内は空いていましたが、広い敷地を歩くのは子どもにこたえます。次に行くなら冬を選びます。
まとめ:ここだけで1日遊べます
- 中国政府認定A5ランクの景勝地。日本の動物園とは規模が違います
- 紙の地図はなし。WeChatでQRを読むと現在地からルート案内まで出ます
- サファリバスは有料(100元)を選ぶ。係員が餌をあげてくれます
- クマがバスに登ってきます。意外と賢い
- パンダはガラガラ。子パンダまでじっくり見られます
- 老虎餐厅は本物の虎を見ながら食事できる。ここだけでも来る価値あり
- 園内カートを使う。敷地が広すぎます
- 1日確保する。半日ではまったく足りません
台風で日程が変わったおかげで行けた場所でしたが、結果的にこの旅で一番の思い出になりました。正直、またここに来るために上海へ行きたいと思っています。
上海旅行で1日空いているなら、ぜひ候補に入れてみてください。
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▼ チケット・料金をチェック
事前に購入しておくと、当日は窓口に並ばずに入園できます。子連れだと、この30分の差が1日の充実度を変えます。


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